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2008年7月27日 (日)

早いうちに”産みの苦しみ”を通過

自分の友人から教えてもらった結構頭の悪い自分でも
分かりやすいブログ。

ハーバード大学医学部留学・独立日記
http://harvardmedblog.blog90.fc2.com/


自分も実践している事と似た記事を見つけたので紹介。

アイディアを出すはじめの2/3は「陳腐なアイデア」で、
後半1/3が大事だと。

このブログをよく見てる人は分かると思うが、自分のほとんどのネタはクソ
ですよ。でも自分の体内にあるクソ・ネタが「外に出たい」と叫ぶ。
自分もそのクソを出さないと苦しいので出すわけです。

で、下の「論文力のつけ方」を見て分かるように、はじめのうちにドンドン、クソを
出していかないと、後半のいいアイディアは出てこないと。

自分の無意識にやっていた「クソ・出し」もいいアイディアを出すために伏線
だったと。

自分も以前は「最高におもろいネタを考える」と1つの事に時間をかけて
いたがある日突然、

「カッコ悪くてもいいから数をこなそう」

というスタイルに移行。
その分経験もつくわけで。
自分のネタは賞味期限が限られているのですぐに出さないと腐れてしまう、
飽きてしまう。
物を作る人は飽きっぽくないと。ドンドン、アイディアは出てこない。



そろそろクソも出し切って、おもろいネタ出てこないかな~

当たり前に聞こえるかもしれませんが、質の高い論文や原稿を書くためのコツは、
何回も書き直すことです。通常は初稿があがった時点で同僚や共同研究者に見せて
コメントをもらいたいところですが、ここではあえてそれを薦めません。というのは
初稿は通常非常に陳腐なアイデアや表現が詰まっていることが多いからです。

なぜでしょうか。実は、論文を書くという行為はプレインストーミングとよく似ています。
ブレインストーミングの仕掛けは「アイデアはどこにあるか:Tim Hurson著 Think Better」
で書いたように:

ークリエイティブな素晴らしいアイデアは後半1/3に出てくるークリエイティブな素晴らしいアイデアは頭の奥底に眠っている。しかし、普段はほかの簡単に思いつくような「陳腐なアイデア」で頭がいっぱいで、「素晴らしいアイデア」の出てくる余地がない。したがって、すべきことは「素晴らしいアイデア」を積極的に考え出すことではなく、「素晴らしいアイデア」が自然に出てこられるように多くの「陳腐なアイデア」を頭から追い出すことである。ブレインストーミングで出てくる最初の2/3のアイデアを紙(頭の外)に書くのは、後半1/3のアイデアを導き出すスペースを頭の中に作り出すための仕掛けである。



初稿から第10稿程度までは「陳腐なアイデア」を出し尽くすための創造的破壊の
プロセスです。その後、第30稿ぐらいになるとやっと面白いアイデアや切り口、的を
射た表現が生まれ始め、さらそれらを壊したり、成熟させたりして第50稿ぐらいで
鑑賞に耐えうるような作品になるように思います。

第50稿(時には第100稿)までの過程はいわゆる”産みの苦しみ”をとともなう、
時として非効率的で、過酷な精神修養ですが、これが『論文力』をつける絶好の
トレーニングであると考えます。この過程で常に人とディスカッションすることは必須
ですが、クリティカルポイントである”後半1/3”に達するまでは、原稿を人に渡す
べきではありません。

補足ですが、第50稿まで人に見せずに書くというのは個人の『論文力』を高めるよい
トレーニングですが、チームプレー(効率よく短時間でチームとして論文発表する)と
いう観点からはいえば、初稿をすぐに何人かに読んでもらいフィードバックをもらい、
それらを指標に書き直して行くと方法は、ストレスも少なく好んで用いられます。
結論から言えば両方できる必要がありますが、なるべく早いうちに”産みの苦しみ”を
通過し、自力でアイデアを生む自信をつけておいた方が良いと思います。

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