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2009年10月26日 (月)

「ブラタモリ」はNHKを変える?

(All About - 2009年10月26日 08:53)

似ているようで確かに違う…「タモリ倶楽部」と比較してみるのも楽しい
■満を持して本格的街歩き番組登場

 この秋、民放各局のバラエティが大幅にリニューアルされましたが、何でも
不況による予算削減が主な原因だとか。一定の視聴率を確保している番組が、
次々に最終回を迎えたことは、多くの視聴者を悲しませました。

 一方、以前からの勢いを維持しているのが、公共放送のNHK。報道、ドラマが
好調なのに加えて、バラエティの分野でも独自色を発揮。民放ではなかなか作れ
そうにないタイプの番組を制作して、注目を集めています。

 特にこれまでのNHKのバラエティとは一線を画した内容で、放送開始前から
話題を呼んでたのが、今回取り上げる「ブラタモリ」(毎週木 22:00~22:45)。「
タモリ倶楽部」と似てるようで、実は大違いの野心的プログラムなんです。

■「不毛地帯」を気にする本当の訳

 これまで、バラエティ新番組を放送開始直後にレビューすることは避けてました。
ドラマと違い、バラエティはオンエア後に内容を変えていくのが普通。
ただ、こちらは半年前にパイロット版を作成し、本放送もすでに3月からロケが
始まっていることもあり、スタートから内容は固まっているものとして、
いろいろ語らせてもらいます。

 最近「笑っていいとも!!」のテレフォンショッキングで、ゲストが「不毛地帯」
のポスターを持ってくるたび、MCのタモリは微妙な表情を浮かべて会場の爆笑
を獲得しています。でもこれって、ひょっとするとNHKでの看板番組の真裏で
放送される“ライバル”を意識しての態度では?

 とは言え「ブラタモリ」という力の抜けたタイトルからも分かるように、
番組は45分間淡々と進みます。毎回、古地図を手にして都内を散策しながら、
隠れた歴史の遺産を見つけ出していくという知的バラエティ。記念すべき第一回
はタモリの母校がある早稲田からスタート。放映予定の範囲ではすべて都内
ですが、これってNHKの全国放送としては前代未聞でしょう。

■これまで以上に自然体のタモリが…

 「タモリ倶楽部」との最大の違いは、何と言ってもタモリの立ち位置が自由
だってこと。どの番組でも自由に振舞ってるようにみえるタモさんですが、
横に進行役のアナウンサーがいるせいか、より自由度が増しているようで。

 もともと、一人で都内を散策するのが趣味だったそうですが、ここではその
散策風景にもっとも近い姿が見られるのでは。NHKには珍しく、比較的緩やかな
台本で進行していることも、そういった理由の一つかもしれません。

 だからなのか、テーマとは直接関係のないトークも、カットされずに聞くこと
ができるのは嬉しいです。先日放送での「タモリという名前のイグアナ」の
話なんて、「オールナイトニッポン」以来久々に聞けましたから。

■坂道、電車、地層は3大要素

 ただ、新形式の番組だけに、注文を付けたいところもいくつかあります。
過去の建造物をCGで再現するのは、番組の目玉なのかもしれませんが、
今のところ見ていて何となく違和感を持ってしまいますね。まあ、これは慣れ
れば却って面白く感じるのかもしれませんが。

 細かいけれど、ぜひ直してもらいたいのが、タモリ一行がギャグを言った後に
必ず入る「パフッ」というクラクションの効果音。これは不必要。次のオンエア
からでも、取り外してほしいくらいです。

 あと、タモさんって、歴史は好きでも歴史上の人物にはあまり興味がないの
かな。坂道、電車、地層のタモさん大好物ジャンルをうまく配置していくことが、
番組成功の秘訣では。

 いろいろ言ってきましたが、この秋、いちばん期待しているプログラムなのは
確か。高視聴率という“記録”よりも、“記憶”に残る番組作りを、ぜひとも
お願いします。

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