<大リーグ>イチロー有終225安打 4年連続「最多」確実
2009年10月5日12時10分配信 毎日新聞
【セントピーターズバーグ小坂大】米大リーグは4日、レギュラー
シーズン最終戦が各地で行われ、マリナーズのイチローはレンジャーズ
戦で中前打を放ち、今季225安打で打率3割5分2厘。ア・リーグ
中地区で首位に並ぶタイガースとツインズが勝敗数で並んだため、6日
の優勝決定戦後にア・リーグの個人成績順位が確定するが、首位打者争い
はツインズのマウアーに次ぐ2位。4年連続のシーズン最多安打は確実
となった。チームは4-3で勝った。
ヤンキースの松井秀はレイズ戦に先発し、2打数1安打。
今季は28本塁打、90打点、打率2割7分4厘だった。チームは
10-2で勝った。
カブスの田口は無安打。チームは2-5でダイヤモンドバックスに敗れた。
アストロズの松井稼はメッツ戦で無安打。チームも0-4で敗れた。
インディアンスの大家はレッドソックス戦に先発し、5回7失点で5敗目
を喫した。試合結果は7-12。ロイヤルズの薮田はツインズ戦で2回を
4安打3失点。チームは4-13で敗れた。ブレーブスの川上はナショナルズ
戦で2回無失点だった。チームは延長十五回、1-2で敗れた。
8チームによるプレーオフ地区シリーズ(5回戦制)は7日から始まる。
◇松井秀、勝負のプレーオフ…ヤンキース契約最終年
最後は久しく絶えていた快音で締めくくった。松井秀は六回の第3打席に
初球146キロの直球をたたいて中前打。先発デービスがストライクを取ろう
と置きにきた甘い球だった。「いい形で打てたので次につながる」と松井秀
は2年ぶりのプレーオフを見すえた。
とはいえ、安打は地区優勝を決めた27日のレッドソックス戦での殊勲の
勝ち越し打以来、16打席ぶりだ。今季は、両ひざの状態を確かめながらの
プレーで、こうした長い沈黙が続く日があり、打率は2割7分4厘とメジャー
7年目で最低となった。松井秀も「明らかに低い感じがする。それが一番の
反省点」と自覚している。
今季はヤンキースとの契約も最終年。これまで来季以降のことは明言せず、
自己2番目の28本塁打(最多は04年の31本)を含めた数字も
「現時点で自己判断は難しい」とすっきりはしない。夏以降は5番に定着して
名門の独走優勝に貢献したが、さらに強い印象を与えるにはプレーオフでの
活躍が求められる。
「いいことも悪いことも反省して次につなげる」と松井秀。チームにも
個人にとっても勝負のプレーオフが始まる。【小坂大】
○…岩村は先発を外れて今季終了をベンチで迎えた。5月に二塁の守備中に
走者と交錯して左ひざの靱帯(じんたい)を痛めて手術。8月末の復帰まで
3カ月を要したために、メジャー3年目の今季は出場69試合にとどまった。
自身も「完全燃焼できていない部分がある」と振り返った。来季の契約は
球団側に選択権があり、残留かどうかは、はっきりしない。
岩村は「まずは球団の判断。自分は何もできないので指をくわえて待つだけ」
と話した。
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